世紀の一戦!井上尚弥VSスティーブン・フルトン―ボクシング界が震撼する大激闘へのカウントダウン
まさに歴史の一ページを飾る大一戦のドアノブを握りしめている。
今世紀最大のボクシングマッチ、井上尚弥VSスティーブン・フルトン―
ボクシングファンならばこの試合の緊張感は、他の何物とも比べ物にならないほどでしょう。
まず、あまりご存じのない方も居るかと思うので、両選手を軽く掘り下げてみましょう。
@naoyainoue_410 Twitter
井上尚弥は、世界で最も尊敬されるボクシング専門誌「ザ・リング」によって、「パウンド・フォー・パウンド」のランキングで初めて日本人として1位に評価された男です。
その実力と完成されたボクシングスタイルから、「日本ボクシング史上最高傑作」と賞賛されてきました。
彼のキャリアは、ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級と3つの異なる階級での世界王座獲得と、バンタム級4団体(WBA,WBO,IBF,WBC)を統一した史上9人目でアジア人では初という、信じられないような業績で飾られている。
さらに、2019年11月7日にはWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)の決勝戦で元5階級制覇王者のスーパーレジェンド、ノニト・ドネア選手と対戦し、見事勝利をし、優勝。
その傑出した実績により、井上は世界的に称賛を受けている。
次に、今回彼の対戦相手であるアメリカのスティーブン・フルトンを見てみましょう。
Boxing News(ボクシングニュース)
激戦のS・バンタム級 フルトンがWBO挑戦権獲得 | Boxing News(ボクシングニュース)
フルトンは現在、WBC・WBO世界スーパーバンタム級の統一王者であり、戦績は21戦21勝、こちらも無敗(8KO)。
2014年10月4日、プロデビュー戦を2回TKO勝ち。
2020年1月25日、ニューヨークのバークレイズ・センターでWBO世界スーパーバンタム級2位のアーノルド・ケガイ(ウクライナ)とWBOインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ち。
2021年1月23日、モヒガン・サン・アリーナでWBO世界スーパーバンタム級王者アンジェロ・レオに挑戦し、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功。
2021年11月27日、延期されていたフィゲロアとの2団体統一戦がラスベガスのパークMGM内ドルビー・ライブで行われ、12回2-0の判定勝ちを収め、WBC王座獲得及びWBO王座の初防衛に成功し2団体統一王者となる。
2022年6月4日、ミネソタ州ミネアポリスのミネアポリス・アーモリーにてWBO世界スーパーバンタム級1位の元WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めWBC王座の初防衛、2度目のWBO王座防衛に成功。
彼はKO勝ちは少ないものの、着実に王座を獲得し、防衛に成功している頑強な戦士です。
この二人が、2023年7月25日、東京・有明アリーナで対戦する。
この一戦を前にして、世界中のボクシングファンが注目を集め、緊張感が高まっています。
井上は、バンタム級から階級を上げてスーパーバンタム級に挑戦する一戦目。
対するフルトンは、これまでに築き上げた王座を守るために戦う事となります。
私、いちボクシングファンは、この試合が、井上とフルトン双方がこれまでに達成したすべての業績を超えるものと思っております。
この試合での勝者は、ただの王者ではなく、自分が最高であることを証明した真の戦士となるでしょう。
この世紀の一戦が始まるまで、あとわずか。
その緊張感、その興奮、その期待感を、一緒に体験しませんか?
25日の戦いが待ち遠しい。
その結果がどうなるかは誰にもわかりませんが、一つだけ確かなことがあります。
それは、この試合が、ボクシング史上、永遠に残る一戦となること。